ポケモンカードには汎用カードというデッキに採用されることが多いカードが存在します。
どんなデッキにでも入るようなカードはプレーヤーからの需要が高くなり、ノーマルカードでも高騰することが多いです。
今回紹介する「バトルVIPパス」というカードはプレーヤー需要が非常に高いカードとして、レギュレーションが終わる2024年1月まで高騰していたカードになります。
この記事では、バトルVIPパスの最新の値段やなぜ高騰したのかについて解説します。
バトルVIPパスが高騰した理由は以下の3つです。
- スタートデッキが安いことからポケモンカードを始める人が増えたから
- デッキに必ず入るカードだから
- 1パックしか封入されるパックがなかった
目次
バトルVIPパスとは?
カード名 | バトルVIPパス |
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カードの種類 | トレーナーズ |
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レアリティ | – |
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コレクションナンバー | 018/038 |
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イラストレーター | Ryo Ueda |
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封入のパック | デッキビルドBOX 「黒炎の支配者」 |
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パック発売日 | 2023年7月28日 |
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エキスパンションマーク | SVF |
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バトルVIPパスは、買取価格10円、販売価格180円で取引されています。
バトルVIPパスは、最初の1ターン目に使用することができて、種ポケモンを2体ベンチに出すことができるグッズカードです。
最初に強いカードを持ってくることができるので、主力ポケモンを初ターンで出すことができることがバトルVIPパスの強さです。
盤面を有利に進めて進化ポケモンを出しやすくすることが可能です。
ここでは、バトルVIPパスの使い方について解説します。
バトルVIPパスの使い方
1ターン目にグッズとして使用することができるカードです。
手札からこのカードを出してから山札の種ポケモンを2体ベンチに出すことができます。
最初の手札にバトルVIPパスが来ないと使用することができないので、3~4枚デッキに入れているプレーヤーが多く、1ターン目からデッキを回すための必需カードです。
バトルVIPパスは2回使える?
2ターン目は使うことができないので必要がないカードになってしまいますが、ハイパーボールのコストなど使い道もあるので、場面に応じて手札からトラッシュするコストにすることも可能なグッズカードになります。
しかし、1ターン目に主力ポケモンを必ず持ってくるためにも4枚は必要なカードでしたので、レギュレーションが終わる2023年1月まで高い値段で取引されていました。
また、3~4枚デッキに採用することで、1ターン目で2回バトルVIPパスを使用することができて、ベンチに4体の種ポケモンを出すことができます。
バトルVIPパスはなぜ高い?
ここでは、バトルVIPパスがなぜ高いかについて解説します。
スタートデッキが安いことからポケモンカードを始める人が増えた
ポケモンカードはスタートデッキが500円で販売されているので、始めやすいカードゲームです。
他のカードゲームより安く購入することができて、ルールがわかりやすいので、大人から子供まで遊びやすいカードゲームになりました。
「はじめしゃちょー」というYoutuberが宣伝したことでまた人気になり、ポケカプレーヤーの人口が急増しました。
ポケカバブルの始まりであり、可愛い女の子キャラクターが高騰し、コレクター需要も高くなりました。
デッキに必ず入るカードだから
バトルVIPパスは、1ターン目に自分が持ってきたい種ポケモンを持ってくることができるので、採用されているデッキが多いグッズカードになります。
プレーヤー需要が非常に高く、必ず3~4枚必要なので高騰しております。
1パックしか封入されているパックがない
バトルVIPパスは、「フュージョンアーツ」というパックでしか封入されないカードでした。
店舗での販売価格も年々高くなり、2023年には買取価格2,000円、販売価格2,380円になっておりました。
再録されたデッキビルドボックス「黒炎の支配者」の時にはレギュレーション切れが近い時になっておりました。
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ポケモンカードゲーム ソード&シールド 拡張パック「フュージョンアーツ」 |
発売日 | 2021年9月24日 |
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1パック | 165円(税込)(5枚入り) |
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1BOX | 定価4,950円(税込)(30パック入り) |
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ポケモンカードゲーム スカーレット&バイオレット デッキビルドBOX 「黒炎の支配者」 |
発売日 | 2023年7月28日 |
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1BOX | 4,200円(税込) |
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内容 | 拡張パック「黒炎の支配者」……10パック カード……170枚(全46種) ー ポケモン 14枚 ー トレーナーズ 50枚 ー 特殊エネルギー 2枚 ー 基本エネルギー 104枚 カードボックス……1個 カードボックス用仕切り板……4枚 VSTARマーカー……1個 |
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バトルVIPパスの買取価格・販売価格
ここでは、バトルVIPパスの買取価格・販売価格について解説します。
一つずつ解説するので是非ご覧ください。
バトルVIPパスの買取価格・値段(拡張パック「フュージョンアーツ」)
| 買取価格 | 販売価格 |
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2024.8.27 | - | 220円 |
2024.9.14 | 50円 | 220円 |
2024.10.14 | 50円 | 220円 |
2024.11.13 | 10円 | 180円 |
カード名 | バトルVIPパス |
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カードの種類 | トレーナーズ |
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レアリティ | U |
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コレクションナンバー | 091/100 |
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イラストレーター | Ryo Ueda |
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封入のパック | 拡張パック「フュージョンアーツ」 |
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パック発売日 | 2021年9月24日 |
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エキスパンションマーク | S8 |
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拡張パック「フュージョンアーツ」のバトルVIPパスは、買取価格10円、販売価格180円で取引されています。
2024年1月にレギュレーション変更がされてから、徐々に値段が落ちております。
しかし、「フュージョンアーツ」発売時は1,000円以上で買取されておりましたので、スタンダードデッキで使用されたことは高騰していたことがわかります。
バトルVIPパスの買取価格・値段(デッキビルドBOX 「黒炎の支配者」)
| 買取価格 | 販売価格 |
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2024.8.27 | - | 220円 |
2024.9.14 | 50円 | 220円 |
2024.10.14 | 50円 | 220円 |
2024.11.13 | 10円 | 180円 |
カード名 | バトルVIPパス |
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カードの種類 | トレーナーズ |
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レアリティ | – |
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コレクションナンバー | 018/038 |
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イラストレーター | Ryo Ueda |
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封入のパック | デッキビルドBOX 「黒炎の支配者」 |
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パック発売日 | 2023年7月28日 |
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エキスパンションマーク | SVF |
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デッキビルドBOX 「黒炎の支配者」のバトルVIPパスは、買取価格10円、販売価格180円で取引されています。
こちらは再録されたカードになります。
イラストは「フュージョンアーツ」に収録されたカードと同じイラストになっており、1枚バトルVIPパスが収録されております。
他にも、デッキに採用されやすいカードやリザードンexが収録されている黒炎の支配者が10パック封入されているので、デッキを構築しやすい商品です。
ジムバトルで必ず必要なVSTARマーカーもセットになっているのでお買い得なデッキビルドボックスはすぐに完売してしまう人気でした。
バトルVIPパスの買取価格・値段(PSA10)
PSA10とは、トレーディングカードを専門に鑑定する鑑定業者で鑑定をされたカードのことです。
PSAで最高得点10を獲得したカードは、通常の買い取り価格の2倍の価格で販売することができます。
白かけや傷もなく美品として保管されたいたカードなので、買取・販売の価格も高くなります。
バトルVIPパスのPSA10の場合、通常に比べて美品であるという価値はあり、PSA10だと75円~100円の買取が相場と言えます。
バトルVIPパスの値段推移
バトルVIPパスは、ノーマルカードでもデッキに採用されることが多いカードなので、需要が高く再収録が少ないカードでした。
2023年には最大で買取価格2,000円、販売価格2,380円でしたので、バトルVIPパス1枚の値段も高騰しており、3~4枚は必ずデッキに採用されるので、「バトルVIPパスが高いから中々デッキが完成しない。」というプレーヤーも多いです。
ノーマルカードでここまで高騰するのは珍しく、それだけポケモンカードで遊ぶのに必要なカードだったことがわかります。
バトルVIPパスのレギュ落ちはいつ?
ポケモンカードは、3年前のカードが公認大会で使用できなくなります。
新しいカードとの入れ替えや、強いデッキがずっと公認大会での優勝デッキとして残ってしまうことが無いように行われているもので、ポケモンカードではレギュレーション落ちといいます。
持っているカードのレギュレーションはカードの左下のアルファベットを確認してください。
バトルVIPパスのレギュレーションはEなので、Eレギュレーションが終わる2023年1月26日に終了しております。
バトルVIPパスの代用カードは?
バトルVIPパスの代用カードは「なかよしポフィン」です。
山札からHP70以下のポケモンを2体ベンチに出すことができます。
バトルVIPパスと異なり、種ポケモンのHPが70以下に制限されていますが、1ターン目以降も利用できるグッズカードになります。
「ワイルドフォース」というパックに収録されて、URという希少なレアリティは「変幻の仮面」というパックで収録されたカードです。
ジムバトルのファーストエントリーキャンペーンなどの配布もあり、流通枚数も多くなっているカードです。
バトルVIPパスの収録パック
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ポケモンカードゲーム ソード&シールド 拡張パック「フュージョンアーツ」 |
発売日 | 2021年9月24日 |
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1パック | 165円(税込)(5枚入り) |
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1BOX | 定価4,950円(税込)(30パック入り) |
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ポケモンカードゲーム スカーレット&バイオレット デッキビルドBOX 「黒炎の支配者」 |
発売日 | 2023年7月28日 |
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1BOX | 4,200円(税込) |
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内容 | 拡張パック「黒炎の支配者」……10パック カード……170枚(全46種) ー ポケモン 14枚 ー トレーナーズ 50枚 ー 特殊エネルギー 2枚 ー 基本エネルギー 104枚 カードボックス……1個 カードボックス用仕切り板……4枚 VSTARマーカー……1個 |
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「フュージョンアーツ」というパックは2021年9月21日に発売されたポケモンカード拡張パックです。
BOXには30パック収録されているのでレアリティの高い「ミュウVMAX」のSAなどを狙うことができます。
現在廃盤となっているので購入することができません。
2023年7月28日に「黒炎の支配者」と一緒に発売されたデッキビルドボックス「黒炎の支配者」はすぐにポケモンカードを始めることができるセットです。
バトルVIPパスだけでなく、かがやくゲッコウガなどデッキに採用されやすい汎用カードが多く収録されているのでデッキが組みやすく、カードボックスや仕切り板も入っているので収納にも役に立ちます。
現在廃盤となっているので販売されておりません。
バトルVIPパスの再録は?
バトルVIPパスの再録は予想されません。
代用のカードが流通しているので新しいレギュレーションで戻ってくることがないからです。
しかし、再録が決まった場合、前のレギュレーションのバトルVIPパスも使用できるようになるので残しておくことも良いでしょう。
バトルVIPパスを安く買う方法
メルカリなどのフリマアプリで探すことで安いカードを見つけることができます。
プレイ用として使用されていたカードが多く販売されて、エクストラデッキのジムバトルではバトルVIPパスが使用できるのでプレーヤー需要があるからです。
しかし、ネットで購入する場合、傷や白かけが多い場合がありますので、美品を求める場合はカードショップで購入しましょう。
バトルvipパス「なぜ高い」に関連する質問
ここでは、バトルVIPパスに関する質問についてお答えします。
封入パックやバトルVIPパスのデメリットも紹介するので是非ご覧ください。
- バトルVIPパスのデメリットは?
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1ターン目しか利用できないことです。
また、レギュレーションが終わってしまったので公認大会では使用できなくなっております。
- バトルVIPパスの再録の値段はいくらですか?
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再録は、デッキビルドBOX 「黒炎の支配者」のバトルVIPパスです。
デッキビルドBOX 「黒炎の支配者」のバトルVIPパスは、買取価格10円、販売価格180円で取引されています。
現在、再録は予想されていません。
- バトルVIPパスは何に入っている?
-
「フュージョンアーツ」という拡張パックと「黒炎の支配者」というデッキビルドボックスに収録されています。
どちらも現在販売されておりません。
- バトルVIPパスは何枚採用するのがベストですか?
-
3~4枚採用して1ターン目に必ず持ってこられるようにするのがベストです。
- バトルVIPパスの値下がりはなにが原因?
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レギュレーション落ちで公認大会では使用できなくなったことが原因です。
バトルvipパスはなぜ高い?まとめ
バトルVIPパスは、1ターン目に種ポケモン2体をベンチに出すことができる効果を持ったグッズカードです。
1ターン目からVポケモンなど強いポケモンを出せたので、序盤からデッキを回すことができるカードになります。
現在レギュレーション落ちしてしまったので公認大会では使用することができなくなってしまい価格が暴落しました。
現在は「なかよしポフィン」というHP70のポケモンを2体ベンチに出すことができるカードが代用になっております。
公認大会ではバトルVIPパスの使用ができなくなりましたが、エクストラバトルでは使用することができるカードですので、エクストラバトルのデッキに採用しましょう。
バトルVIPパスが高くなった理由は以下の3つです。
- スタートデッキが安いことからポケモンカードを始める人が増えたから
- デッキに必ず入るカードだから
- 1パックしか封入されるパックがなかった